お 知 ら せ
諸事情により皆様へのご訪問が当面の間、
遅れ気味となりますがご訪問はさせて頂きます。
また、休載の日があることもご承知おき下さい。
何卒ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。
忘れてはいけない [日記]
東日本大震災から昨日で4年目を迎えた。
そのインパクトが大きすぎて忘れてはいけないことがある。
大震災翌日の3月12日3:59頃長野県栄村を中心として長野県北部地震が発生。
最大震度6強で長野県栄村には甚大な被害が出て、今も仮設住宅で暮らす住民も多い。
でも宮城県でこの地震報道はあまりされず、国民の頭から相当消えつつあるのは事実。
そして栄村を忘れさせているもう一つの大きな事態。
それが3月12日に爆発した福島第一原発事故。
これは東日本大震災の揺れと津波で被害を受けたが、それ以上に対策不十分による人災。
宮城県にも女川原発があり震災で福島原発以上の揺れと津波被害を受けた。
しかし放射能漏れはしていない。
そして認知度は低いが、岩手県から静岡県までの広範囲で放射能汚染は確認されている。
当時の風向きと雲の流れ・降水で広範囲に汚染された。
そしてこの事実はしばらく日本政府は公表しなかった。
でも、原発先進国のアメリカ政府は早い段階で認知し、日本政府にも通知していた。
最近やっとこのことが少しずつ報道されてきたので言えるようになった。
詳細は言えないが、仕事の関係でアメリカ政府の情報は原発事故直後から入手していた。
日本政府に通知したが、日本政府が発表しなかったことも知っていた。
事故直後、原発から80km圏内には避難指示が出て、救助作業をしていた米兵も引き上げた。
さらに150km圏内には避難準備指示が出て、原発から約100kmのチッチ家は待機していた。
政府未公表の事実だったので、近隣の人には注意を促したが信じてもらえなかった。
そして、爆発を繰り返した原発からは高い放射性物質が各地へ拡散した。
だが汚染に関して現在でも、東京五輪や震災復興の妨げになるとしてあまり報道されない。
政府は国民の健康より、経済性を重視している。
つい先日も原発建屋屋上の汚染水が雨の度に流出していたことを約1年間も隠ぺいしていた。
宮城県南部の丸森町も汚染が酷いが、東電は福島県ではないという理由で除染作業は遅れた。
地理的にほぼ福島県なのに自治体ごとに区切りをつける意味が分からない。
同様に栃木県・群馬県・茨城県など関東全域、首都東京でも汚染度は大きいが報道されない。
河川や湖の汚染も深刻だが、なぜか知られていない。
そんな中、九州の川内原発は再稼働をしようとしている。
再稼働をするにはまだ早いと思う。
福島の完全収束の技術開発と汚染水の解決が最優先。
除染作業・燃料や廃棄物の最終処分場が決定することも必須と考える。
最終処分場・中間貯蔵施設などは発電した電気を利用している地域に作って欲しい。
福島第一原発の電気は東北ではなく、関東圏で利用されているのだから。
現実的には福島県内に処分場を建設するしかないのかもしれないが。
亡き愛犬も原発事故後はお散歩にも行きたがらなくなり、草も食べなくなった
チッチ家では放射線測定器を所有しており、外出時は特に計測し安全を確認している。
福島県は当然だが、宮城県や関東圏でも食品汚染は続いている。
陸地ではタケノコ・山菜・きのこ類・野生動物(ジビエ)が出荷停止のものもある。
しかし海洋汚染はもっと深刻で、野菜類とは違い移動する魚類は汚染は酷い。
そもそも安全基準値とされる100ベクレルそのものに疑問がある。
スーパー等でも基準値以内というだけで、測定結果は未掲載で0なのか99なのか不明。
未検出以外は販売禁止にして欲しい。
そして基準値超の食品は特殊な廃棄をするため費用もかかり、廃棄しているとは思えない。
考えられるのは、基準値の無いペットフード市場への流通。
震災後はペットショップを見ると魚類を使った国産ペットフードやオヤツが増えた。
だから、詳細不明な国産のペットフードやオヤツは極力購入しないようにしている。
もう一頭同居犬の13歳狆のタフィ君はお留守番中。
ペットには放射線の基準値も無く、研究も少ないため放射能の影響も分からない。
でも体が小さい分、人間以上に影響を受けやすいことは間違いない。
昨日に続いて重たい記事になってゴメンナサイ。
そして関東圏の方々を誹謗した訳ではないですが、不快と思われたらゴメンナサイ。
でも東北(特に福島・宮城)の被災者がこのような思いがあるのを知ってもらいたい。
長野県北部地震、福島第一原発事故も東日本大震災と共に忘れないでいて欲しい。
そしてペットの飼い主の皆さんは、特にフードやオヤツには注意しましょうね